ユーロドル

先週はユーロ高に走ったが週足チャートとしては下げ相場を保っている。

まだダウントレンドが続くのか、レンジ相場に移っていくのかは待って

みないと判らない。

四時間足を見れば、下降トレンドに入りそうではある。

 

10月25日当たりの日足チャートではヘッダンドショルダーを確認出来た

として26日にはショートを入れてうまく利がのった。

しかし、次がいけない。このまま下げトレンドは変わらいとみて

ショートポジションをまた入れて、しばらくショートを取り続けた。

 

数日レンジに流れてやきもきしたが、

下げトレンドへ意思は固い。含み損が出てもナンピンで追った。

だが、思いがけなく11月14日は一気に上昇し

ナンピンむなしくロスカット。

 

あとは激しく後悔と自己嫌悪。

思い込みトレードの怖さというか、浅はかさというか

冷静さを欠いたお調子トレードの結末に虚しさだけが

残る。まだまだ鍛錬が足りないと思う。

 

冷静さって何だろうか。このトレードに冷静さを欠いて

いたとは思えなかった。

 

それは、本当だろうか。

 

いや冷静さを確かに欠いていた。

10月26日、27日の勝ちトレードに気をよくして調子に

乗っていただけではないか。

確かに、あの時自分もトレードが上手になった気がしていた。

ナンピンはトレード手法として認められているという。

試してみようじゃないか、そんなイケイケ気分だった。

 

4月24日の窓が開いたままだ。

きっとここを埋めに来るに違いないと踏んでいた。

ひと月ぐらいで埋めるだろうとの計算だった。

 

ナンピンも良いだろうしかし資金計画あってのことだ。

後先見ず、資金計画もろくに立てず気分だけで

せかされたようにやるまさに博打トレード。

これは先人が厳しく戒めていたことではなかったか。

 

トレードが上手くなりたい、資金を増やしたい。

それにはまずここから見直さなきゃダメだろう。

トレードはメンタルと言われるのはまさにここだ。

 

約定の方法も何通りかあるがほとんど出来ない。

基礎もおろそかに何の訓練もせず、早く稼ぎたい一方で

冷静さも何もあったものじゃない。

最初から冷静さを欠いているのじゃなかったか。

 

練習あるのみ、学習あるのみ。

ナ~ム~ 。